密山選手TCR初優勝
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スタート直後、鮮やかにトップへ 密山選手、わずか2戦目の初優勝
モータースポーツニュース
2019-08-31
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密山選手TCR初優勝
密山選手TCR初優勝 埼玉トヨペット Green Brave NEWS

SUPER GT

2019年5月25日(土)~5月26日(日) AUTOBACS SUPER GT Round3
SUZUKA GT300km RACE 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)

スタート直後にまさかのリアウイング破損
レースの難しさを実感
リアウイングに異常が発生した直後の写真。リアウイングが「への字」に折れているのがわかります。前触れはなく、あらためてレーシングカーの管理の難しさを痛感しました。
SUPER GT
決勝結果(GT300)
♯52 埼玉トヨペットGreen Brave マークX MC
(脇阪薫一/吉田広樹)
27位(40周)
25位(Q1:2分00秒056、41番グリッド)
SUPER GT
♯52 マークX MCドライバー
吉田広樹/脇阪薫一
開幕戦以降、ストレスのたまるレースが続いている脇阪、吉田両選手。どんな状況でも前向きに戦い、前進させようという姿勢はプロフェッショナルそのもの。これまでの苦労が報われる瞬間が必ず来るはずです。
SUPER GT
スペアのリアウイングを取り付けている写真。担当が決まっている4 人の店舗メカニックにとって、イレギュラーな作業でしたが、モータースポーツ室のエンジニアと一緒に作業を行い、適応能力の高さを見せました。

決勝中、3回のタイヤ交換を含む4回のピットインを実施。4人の固定メカニックはすっかり手馴れており、その作業スピードはレース専門のメカニックと比べても遜色ありません。

SUPER GT

決勝中、3回のタイヤ交換を含む4回のピットインを実施。4人の固定メカニックはすっかり手馴れており、その作業スピードはレース専門のメカニックと比べても遜色ありません。

店舗メカニック
星野スタッフ
深谷支店
星野スタッフ
佐藤スタッフ
大宮支店
佐藤スタッフ
星野スタッフ
浦和東支店
星野スタッフ
竹内スタッフ
熊谷支店
竹内スタッフ

※すべて固定メカニック

予選

マークX MCが出場するGT300クラスのエントリー台数は29台。土曜日(予選日)の天候は晴れ。午前中に行われた練習走行では吉田選手が1分58秒870のタイムをマークし、ノックアウト予選(Q1)突破圏内(16位以内)の9位につけました。 吉田選手はQ1のアタックを担当。グリーンシグナルとほぼ同時にコースに入り、タイヤを温めながらアタックのタイミングを探します。 吉田選手は前後の間隔を見極めながら4周目にアタック。セクター2までの区間ベストを更新しながら走行しますが、他のクルマのコースアウトにより、赤旗中断となってしまいます。数分の中断の後、残り4分で再開。 ワンチャンスしかない緊迫した状況の中、吉田選手が前車との間隔を開けてコースイン。翌周にアタックを行います。しかし、思うようなアタックができず、タイムは午前中のタイムを下まわる2分00秒056。 予選25位となり、Q1敗退となりました。

決勝

日曜日(決勝日)の天候は晴れ。チームは吉田選手をスタートドライバーに起用。タイヤ交換を前提とした1ストップ作戦を実行し、入賞(10位以内)を目指すことに。 吉田選手はイン側から1コーナーに進入。2つ順位を上げ、22位で1周目を終えます。吉田選手は前のクルマのインを狙いますが、3周目にリアウイングの異常を無線で伝えてきます。 チームはピットインを即断。4周目に吉田選手を呼び戻し、リアウイングの修復に取りかかります。リアウイングは羽の真ん中が折れており、スタッフ総出でスペアのウイングに交換。 修復に約17分を要し、吉田選手はコースに復帰します。吉田選手の順位はトップから8周遅れの29位(最後尾)。上位争いからは脱落してしまいましたが、完走ポイント獲得のチャンスは残されています。8周目に再びピットイン。 吉田選手はタイヤのグリップ不足を訴えており、タイヤをすべて交換。コースに復帰します。その後、吉田選手は良好なペースで周回。 28周目、脇阪選手に交代し、タイヤ交換と給油を行いピットアウトします。脇阪選手は今後のレースにつなげるために、タイヤの評価を行いながら周回。 35周目にはこの日3度目となるタイヤ交換を行い、27位でフィニッシュ。完走ポイント(1ポイント)を獲得しました。結果は不本意なものでしたが、あらためてレースの難しさを教えてくれた第3戦となりました。
私がレースを経験しました
イレギュラーなことが多く、決勝中、タイヤを3回交換しました。交換自体は前回の富士でやっているので、前回より落ち着いてできたかなと思います。 序盤のピットインで、リアウイングの交換を手伝ったのですが、初めて触るところでした。だからどこを外せばいいのか、作業しながらになってしまったので、ちょっと大変でした。結果は悔しかったですね。
私がレースを経験しました 星野学
2019 PARTNERS
株式会社アシスト・ワン
アルパインマーケティング株式会社
株式会社エヌ・ティ・コーポレーション
埼群スリーボンド株式会社
トヨタ部品埼玉共販株式会社
株式会社ハッポーライフ彩生
※50音順
第4戦は6月29日(土)~30日(日) チャン・インターナショナル・サーキット

スーパー耐久

2019年5月31日(金)~6月2日(日) ピレリスーパー耐久シリーズ2019
第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース富士スピードウェイ(静岡県小山町)

トラブル発生=勝負権の消失
それを痛感した24時間
戦場と化したピット。目標の2連覇は達成できなかったものの、ミッションを2時間で交換していなければ、6位に終わっていた可能性は非常に高い。チーム全員で勝ち取った値千金の4位です。
スーパー耐久
決勝結果(ST-3クラス)
♯68 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORT マークX
(服部尚貴/脇阪薫一/吉田広樹/番場 琢)
4位(662周、24時間02分39秒072)
1位(18番グリッド)
♯68 マークXドライバー
吉田広樹/番場 琢
脇阪薫一/服部尚貴
番場選手の復帰はファンにとってもうれしいニュースです。ピットの裏にはドライバーとメカニックの仮眠スペースが設けられ、切れ目なくレースを戦いました。
スーパー耐久
クルマはさまざまなトラブルを抱えており、満身創痍の状態。なかでもリアバンパーのめくれには悩まされ、たびたび修理を行いました。通常のレースでは考えられないトラブルです。

1万6700人(主催者発表)の観客が見守る中、チェッカー。ランキング下位のクルマが優勝したため、大きなポイント差がつかなかったのはチームにとって幸いでした。チャンピオン争いはこれからが本番。

スーパー耐久

1万6700人(主催者発表)の観客が見守る中、チェッカー。ランキング下位のクルマが優勝したため、大きなポイント差がつかなかったのはチームにとって幸いでした。チャンピオン争いはこれからが本番。

店舗メカニック&アシスタントスタッフ
固定メカニック
山口スタッフ
固定メカニック
技術課
山口スタッフ
蟹澤スタッフ
所沢北支店
蟹澤スタッフ
日中担当
雨宮スタッフ
日中担当
レクサスさいたま新都心
雨宮スタッフ
田中スタッフ
東松山支店
田中スタッフ
井上スタッフ
秩父支店
井上スタッフ
浅見スタッフ
レクサス所沢
浅見スタッフ
半田スタッフ
入間支店
半田スタッフ
夜間担当
星スタッフ
夜間担当
鶴ヶ島支店
星スタッフ
神山スタッフ
東岩槻支店
神山スタッフ
五十嵐スタッフ
東川口支店
五十嵐スタッフ
平松スタッフ
新座支店
平松スタッフ
鈴木スタッフ
上尾支店
鈴木スタッフ
秋本スタッフ
さいたま南支店
秋本スタッフ

予選

予選日(金曜日)の天候は曇り。決勝のグリッド順はA、B両ドライバーの合算タイムにより決定します。Aドライバー、服部選手は1分50秒959、Bドライバー、脇阪選手は1分51秒485をマークし、どちらも堂々のトップタイム。2年連続の予選1位を獲得しました。他の選手の結果は吉田選手が3位、番場選手が2位。昨年の最終戦以来の実戦復帰となる平沼選手や、1年ぶりにマークXのハンドルを握る番場選手も無事に走行を終えています。

決勝

決勝スタート日(土曜日)の天候は曇り。服部選手はインから1コーナーをクリアするも、次のコーナーで他車のスピンに巻き込まれそうになり、減速。1周目のホームストレートを5位で通過します。服部選手はあせることなく1台ずつパス。29周目に2位まで上がります。服部選手は43周目にピットイン。給油のみを行い、番場選手に交代します。4位でコースに復帰した番場選手は、ライバルのピットインもあり48周目にトップへ。しかし、タイヤの摩耗が進むにつれ、番場選手は徐々に後退します。74周目に2位、76周目に3位。番場選手は90周目にピットイン。吉田選手は140周目に♯38 RC350を抜き2位へ。トップの♯34 RC350との距離も縮まっており、期待が高まります。しかし、20時を過ぎた152周目、吉田選手が緊急ピットイン。ミッションの異常を訴えており、メカニックはすぐにミッション交換を始めます。わずか2時間ですべての作業を終え、脇阪選手が乗り込み、コースに復帰。順位はトップから59周差、5位から6周差の6位です。脇阪選手は給油とバンパー修復のための2回のピットストップを挟み、全75周を走行。日付はすでに日曜日に変わっています。227周目から服部選手が2回目のドライブを担当。服部選手は♯15 フェアレディZを抜き5位に。さらに服部選手から交代した吉田選手も順調に走行。夜明けまでに♯14 フェアレディZの前、4位に上がります。その後もクルマを労わりながら40周を走行し、4位でチェッカーを受けました。
私がレースを経験しました
レースに参加するのは去年の86/BRZレース第4戦以来です。タイヤ全般の補助を担当したのですが、レースは予定通りにいかないので、急にピットインするのを想定しながら、作業を進めるのが難しいです。ミッショントラブルが起きた時、慣れていないので、パニックになってしまいました。どう対応するかは先輩の動きを見ていたのですが、とっさの判断力や、とっさでもいかに効率よく作業するかは勉強になりますね。
私がレースを経験しました 浅見友貴
2019 PARTNERS
赤城車体工業株式会社
株式会社アシスト・ワン
アルパインマーケティング株式会社
EMGルブリカンツ合同会社
株式会社FM NACK5
大宮クリーン社・大進カーエアコン
株式会社岡崎巧芸
株式会社カーグラス・JP
株式会社エヌ・ティ・コーポレーション
埼群スリーボンド株式会社
埼玉トヨペット陸送株式会社
株式会社テレビ埼玉
株式会社デンソーセールス
株式会社トイファクトリーインターナショナル
株式会社トヨタカスタマイジング&ディべロップメント
トヨタ部品埼玉共販株式会社
トヨタホーム東京株式会社
株式会社トヨタレンタリース新埼玉
株式会社ハッポーライフ彩生
富士ゼロックス埼玉株式会社
株式会社プロモーション
丸和工業株式会社
※50音順
第4戦は7月20日(土)~21日(日) オートポリス
特別編集
その時、メカニックはどう戦った?

TCR Japan

2019年6月22日(土)~6月23日(日) TCRジャパンシリーズ2019 第2戦
スポーツランドSUGO(宮城県村田町)

スタート直後、鮮やかにトップへ
密山選手、わずか2戦目の初優勝
写真はサタデーシリーズ決勝、先頭で2コーナーを立ち上がる密山選手。一度もトップを譲ることなく、チェッカーを受けました。
TCR Japan
決勝結果
♯52 埼玉トヨペットGreen Brave ゴルフ GTI TCR
(密山祥吾)
サタデーシリーズ
1位(17周)
3位 (1分28秒327)
サンデーシリーズ
3位(12周)
6位 (1分28秒452)
TCR Japan
#52 ゴルフGTIドライバー
密山祥吾
2017年からスーパー耐久にゴルフGTI TCRで出場しており、ゴルフ使いとして知られる密山選手。開幕戦はクルマの到着遅れにより、準備不足のまま出場することになりましたが、仕切り直しの第2戦で早くも実力を発揮しました。
TCR Japan
密山選手のTCRジャパン初優勝をサポートしたスタッフたち。最前列右端の佃 雅俊さんはフォルクスワーゲングループジャパン社員の親族で、本物のレースを体験したいということでチームに参加しました。

サービステクニシャンは事前に行う整備に関する練習会を経て実戦に参加しています。指示を出すのはモータースポーツ室の吉澤チーフメカニック。

TCR Japan

サービステクニシャンは事前に行う整備に関する練習会を経て実戦に参加しています。指示を出すのはモータースポーツ室の吉澤チーフメカニック。

サービステクニシャン
北島スタッフ
Volkswagenさいたま新都心
北島スタッフ
固定メカニック
小川スタッフ
Volkswagen所沢
小川スタッフ
エントリー台数はサタデー、サンデー両シリーズともに開幕戦・オートポリスと同じ15台。チームは約1ヵ月のインターバルの間に富士スピードウェイでの実走テストとボディのラッピングを終え、必勝態勢で現地入りしました。

サタデーシリーズ
土曜日は朝から雨が降ったり止んだりと不安定なコンディション。結果、予選開始直後から雨が降り始め、各ドライバーは慎重にアタックを開始。密山選手は渾身のアタックを行うも、他のクルマに引っ掛かってしまい3位。トップが見えていただけに悔しい結果となりましたが、クルマの仕上がりは順調。午後の決勝に向けて、期待の持てる結果となりました。天候は相変わらず不安定で、ギリギリまでタイヤ選択に悩まされるも、決勝はドライでスタート。密山選手は3番グリッドから鋭いダッシュを見せ、#33前嶋選手に続く2番手で1コーナーに進入します。その直後、#33 前嶋選手が単独スピン。密山選手はこのチャンスを見逃さず、トップに浮上します。その後、後続の#21 篠原選手と激しく争うも、最後までトップの座を守り抜きチェッカー。2戦目にしてうれしい初優勝を達成しました。クルマから降りてすぐに坂本チーフエンジニア、吉澤チーフメカニックと喜びを分かち合う密山選手。3人は86/BRZレースの時から苦楽をともにしてきただけに喜びもひとしお。

サンデーシリーズ
日曜日の天候は曇。夜中に降った雨により、予選はコースの所々が濡れている難しいコンディションの中で行われました。密山選手は何度かアタックを試みるもタイミングが合わず6位。不本意な位置からのスタートとなりました。前日に続きドライで行われた決勝レースでは、スタート直後にトップグループの2台が関係するアクシデントが発生。セーフティーカー(SC)が導入されます。SCによる先導は4周にわたって続き、5周目からレース再開。5位の密山選手は#72 YUKE TANIGUCHI選手、#19 HIROBON選手と激しい3位争いを展開。前を走る#19 HIROBON選手との差がじわじわと縮まり、6周目に4位へ。表彰台をかけた激しい争いは終盤まで続き、8周目に#72 YUKE TANIGUCHI選手がコースアウト。密山選手は3位に浮上します。翌周、コースアウトした車両回収のために2度目のSCが導入され、ファイナルラップ直前に再スタート。密山選手は3位の座を守り切りチェッカー。土日連続で表彰台に登り、目標のTCRジャパン初代チャンピオンに向けて大きな一歩を踏み出しました。
私がレースを経験しました
ピットテントの地面がボコボコで、しっかり水平位置を取り、アライメントを取るのがとても大変でした。走行では予選、決勝ともに良い感じに挑めたので良かったと思います。昨年アデナゥのお手伝いで参加したスーパー耐久と、初参加したTCRではやることが異なり、新たな経験を積むことができました。まだまだお手伝いレベルだと思うので、もっと作業を重ねて、もう少しちゃんと手伝えるようになりたいです。
私がレースを経験しました 小川涼介
2019 PARTNERS
有限会社アイ・ディ・アイ
EMGルブリカンツ合同会社
株式会社FM NACK5
大宮クリーン社・大進カーエアコン
株式会社岡崎巧芸
株式会社カーグラス・JP
株式会社エヌ・ティ・コーポレーション
埼群スリーボンド株式会社
埼玉トヨペット陸送株式会社
株式会社テレビ埼玉
株式会社トイファクトリーインターナショナル
トヨタ部品埼玉共販株式会社
株式会社ハッポーライフ彩生
富士ゼロックス埼玉株式会社
丸和工業株式会社
レカロ株式会社
※50音順
第3戦は7月13日(土)~14日(日) 富士スピードウェイ
ゴルフGTI TCR 車両展示会
TCRジャパンに出場するゴルフGTI TCRを展示
6月8日(土)~9日(日)、Volkswagen所沢でゴルフGTI TCRの展示会が開催されました。Volkswagen所沢は第2戦に参加したサービステクニシャン、小川涼介が勤務している店舗。展示会はラッピングを終えたゴルフGTI TCRのお披露目とサービステクニシャンの技術力アピールを兼ねて行われました。期間中、多くのお客様が展示車両の前で足を止め、反響は上々。今後は店舗で行うゴルフGTI TCRの整備の様子も一般公開する予定なので、ご期待ください。 Volkswagen所沢
モータースポーツ室のスタッフも立ち会い、TCRジャパンシリーズの魅力を伝えました。
こちらは第1戦のラッピング前の状態。ボディが真っ白なので印象はまったく異なります。
Volkswagen所沢
今後の予定
10月11日(金)~10月14日(月・祝) Volkswagen 草加
変更になる場合があります
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